見る人を本当に惹きつける芝居とは ~〇〇の芝居を身に付けて、役者として飛躍しよう~

俳優,女優,役者,演技,芝居, 俳優
俳優,女優,役者,演技,芝居,

動画版はこちら

見る人を本当に惹きつける演技とは ~〇〇の芝居を身に付けて役者として飛躍しよう~

どうも!木全俊太です。

いつも記事を読んで下さってありがとうございます。

今回は

『見る人を本当に惹きつける芝居とは ~〇〇の芝居を身に付けて、役者として飛躍しよう~』

というテーマでお送りしたいと思います。

僕は以前芸能事務所でマネージャーをしていたことがあって

今回の記事でも、その頃の経験から

皆さんにお伝えしたいことをシェアさせて頂けたらと思います。

はい、というわけで今回は

『見る人を本当に惹きつける芝居とは ~〇〇の芝居を身に付けて、役者として飛躍しよう~』

というテーマでお話しさせて頂けたらと思います。

〇〇ってなんやねん!?って話なので

早速お伝えすると、それは

〝引きの芝居〟ですね。

これは説明するのが難しいんですけど

どうしてもお芝居始めたての頃は

怒る芝居の時は怒ろうとして

泣きの芝居の時は一生懸命泣こうとしてしまうもので

まぁそれは当然といえば当然なんですけど

人ってそもそも我慢しようとする生き物で

涙流す時とかって泣こう泣こうと思って涙流してるわけじゃないじゃないですか?僕らって

我慢しようとするんだけどそれでも流れてきてしまうのが、本当の涙だと思うし

そういうお芝居の方が伝わるものになったりするものです。

俳優の竹野内豊さんは涙を流すシーンでは

涙を流すシーンでは「泣こう」と思うんじゃなくて

「泣かないぞ」と思っていると

以前インタビューでお話されていました。

表現しないことによって逆に結果的に表現されるものっていいますか

泣きの芝居に限らずですけど

泣きの芝居の時に泣こう泣こうとしてしまったり

嬉しさ表す芝居の時に一生懸命喜ぼうとしてしまったりとかすると

残念ながら見てる側はちょっと引いちゃったりもあります。

ただまぁこれはジャンルにもよる話で

もしコメディーであれば

そのオーバーな感じが逆に良いということもあって

なんなら嘘泣きみたいなものも

時としてそのシーンを面白くしたりといったことはあるんですけど

リアリティー重視の作品でそれをやってしまうと一気に冷めてしまうので

ここはお気をつけ下さい。

これは映像か舞台かによっても違ってきますけど

要は調整することが大事ということですね。

人の感情ってグラデーションがあるもので

悲しいという一つの感情にもいろんなバリエーションがあるものです。

正解は一つでは無いので

この辺りはいろんなジャンルの作品に参加してみたりとか

映像だけじゃなくて舞台も経験してみたりとかして

そこの調整能力をぜひ養ってもらえたらと思います。

ちょっと話だいぶそれちゃったんですけど

引きの芝居の話に戻りまして

これは感情に限った話じゃなくて

演技プラン的なところでも引きの概念は大事かもしれません。

例を出せたらと思うんですが

佐藤浩市さん主演の『64 -ロクヨン-』という映画で

佐藤さんが演じる警察の広報官と大勢の記者が口論するシーンがあるんですけど

大まかにいうと佐藤さんと記者達っていうカットバックでシーン進んでいくんですけど

もし自分が記者側の役者だとして、少しでも絵に映ろうと思ったら

おそらく大抵はその集団の前の方前の方にポジション取ろうとすると思うんですよ。

だってその方が記者側のカットの時に表情映るから

でもこれはまぁ意図的にそうしてたかは分かりませんけど

例えば俳優の宇野祥平さんなどはですね

前へ前へ接近していってる記者とは逆に

人口密度薄くなった後ろの方にいらっしゃったんですよね

でもそれが結果的に抜きのカットでほぼピンで映るカットとかあったりして

絵に映ろうとされてたかもしれない方より

結果良い意味で目立ってたっていう印象になってたんですよね。

すみません僕もちょっとうる覚えで話してしまってるところも少しありますが

しかも実際どういう心持ちで演じられてたかはご本人達しか分かないことですし

意図的じゃないかもしれませんが

実際出来上がった映像を見ると

本来と逆の印象受けるっていうこと

実際少なくないと思います。

だから要はですね

演技プランにしても

一番最初に頭に浮かんだプランを即実行に映すんじゃなくて

何か別の、なんなら逆のプランっていうのも案外成立するんじゃないかって

検討してみる価値は全然あると思います。

それが結果的に良い意味で爪痕残せるっていうことにも

なるかもしれません。

ただ余談ですが一つ注意点としては

あくまでシーンを良くする為にっていうことを考えるべきで

自分が目立つにはどうするかっていうのが第一優先になっちゃうのは駄目です。

やっぱり出るからには映りたいから

そういう気持ち先行しちゃうのもすっごく分かるんですけど

そういうエゴは監督見透かしちゃいますので

そういう気持ちはグッと堪えて

あくまでシーンが良くなるにはっていう意識を

忘れないようにしましょう。

俳優の鈴木亮平さんはあるインタビューの中で

相手役の芝居を活かす為に時に自分は引くようにして

場合によっては自ら画角から外れることもあると

でもそういうあくまで作品至上主義というか

引きの姿勢も取るようになってから

逆に監督からの評価も上がったと

そういうお話をされていて

非常に考えさせられましたね。

だからいろんな視点を持つことが大事だと思います。

そもそも役者は自分じゃない誰か他人のことを演じる存在なわけで

他人について思いを馳せる仕事なので

自分だけの考えに縛られないようにすべきというか

例えば普段の生活の中でも

この人とは馬が合わないし、関わらないでおこうとすぐ遠ざけるんじゃなくて

何考えてるか分からんわ〜って切り捨てるんじゃなくて

あぁこういう人もいるんだなと

そういう風に考える人もいるんだなと

今後の役作りに活かす一つの材料としてですね

あえて関わってみる

話をしてみることが

自分という役者の引き出しの多さ

芝居の豊かさに繋がっていくんだと思います。

ぜひ皆さんもそんな逆転の発想

養ってみて下さい。

きっとあなたは役者としてだけじゃなく

人間として大きく成長出来るはずです。

というわけで

今回はこの辺にしようと思います

これを読んで下さってる皆さんが

役者としてさらに活躍していってもらえることを

祈っています。

記事を最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました!

木全俊太

【YouTube】

元芸能事務所マネージャー 木全俊太
木全俊太です。 このチャンネルでは、僕が芸能事務所のマネージャーをしていた頃に学んだことをお伝えしていきます。 芸能事務所の選び方や、映画やドラマのオーディションに合格する秘訣、監督やプロデューサーから教わった演技の極意など、芸能界を目指す俳優さんや女優さんに役立つ情報をお届け出来たらと思います。 役者の方が芝居で生き...

【Twitter】