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どうも、木全俊太です。
今日も記事を読んで下さってありがとうございます。
今回は『覚えておきたい業界用語』
というテーマでお送りしたいと思います。
僕は以前木下ほうかさんなどがいらっしゃる
芸能事務所でマネージャーをしていたことがあって
自分自身も俳優をしていた経験があるんですが
今回の記事でも
その頃にいろんな監督さんや
プロデューサーさんから教わった大事だなと思うことを
皆さんにシェアさせて頂けたらと思います。
今回の記事では、『覚えておきたい業界用語』
という内容でお話し出来たらと思います。
映画やドラマの現場では、この業界ならではの言葉だったり、ものの名前だったりがあるんですが、
今日はその中でも役者さんが特に覚えておいた方がいいと思う用語をご紹介出来たらと思います。
ほとんど知ってるよっていう経験長い方もいらっしゃるかもしれませんが、もしかしたら知らない用語もあるかもしれないので、ぜひ復習のつもりでご覧いただけたらと思います。
それでは早速紹介していきます。
まず最初に『香盤表』です。

これは撮影当日のスケジュールのことです。
その日現場に何時入りなのかや、その日どのシーンをどの順番で撮影するかが書かれている表です。
ちなみに”入り”っていうのは、現場に入る時間のことです。
次に『スタンバイ』です。
スタンバイというのはメイクや着替えのことを言いまして、スタンバイ完了済みで現場入りをお願いしますと言われたら、
メイクと衣装に着替えて、いつでも撮影出来る状態で現場に入って下さいという意味です。
次に『割り本』です。
その日に撮影するシーンだけの台本で、ドラマの現場で主に使われます。
次に『絵コンテ』です。

特にCM撮影で多いと思うんですけど、撮影するシーンを絵に起こしたものです。
次に『バミリ』です。

役者の立ち位置を忘れないようにするテープの目印のことです。
次に『おす』です。
撮影時間が予定よりオーバーしている状態のことです。
次に『まく』です。
撮影時間が予定より早く進んでいる状態のことです。
次に『スタンドイン』です。
出演者の代わりにカメラの前に立つことです。
撮影や照明のスタッフさんのセッティングの為に必要なものです。
次に『上手・下手(かみて・しもて)』です。
カメラ側からみた左右を表した言葉です。
これ最初間違えやすいことなんですけど、自分から見て、じゃなくてカメラ側から見て、なのでお気をつけ下さい!
監督から、もう少し上手に動いてと言われたら、左にいけばいいということです。
次に『わらう』です。
これも間違えやすいですが、これは笑顔の笑うという意味じゃなくて、
何か物やセットを、撮影に支障のない場所に片付けることをさします。
それ笑ってと監督が言ったのを聞い、間違って謎の笑顔を監督に見せないように気をつけてください。(笑)
次に『消えもの』です。
食事のシーン撮影などで使用する食べ物や飲み物のことです。
次に『バラシ』です。
機材を撤収したり、人が解散する他に、仕事や案件がキャンセルになることです。
次に『リスケ』です。
スケジュールが変更になることです。
え〜ざっとこんなところでしょうか!
この辺りを覚えておけば、映画やドラマで恥ずかしい思いしなくて済むかなと思います。
ただ他にも業界用語はたくさんありますので、もっと知りたいという方はぜひ”業界用語 映画”とか”業界用語 ドラマ”とかでネット検索してみて下さい。
というわけで今回はこの辺にしようと思います。
これを読んで下さっている皆さんが、役者としてさらに活躍していってもらえることを祈ってます!
記事を最後まで観て下さって、どうもありがとうございました。