映像演技と舞台演技の違い

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映像演技と舞台演技の違い

どうも、木全俊太です。

いつも記事を読んで下さってありがとうございます。

今回は『映像演技と舞台演技の違い』

というテーマでお送りしたいと思います。

僕は以前芸能事務所でマネージャーをしていたことがあって

今回の記事でも、その頃の経験から

皆さんにお伝えしたいことをシェアさせて頂けたらと思います。

はい、というわけで今回は

『映像演技と舞台演技の違い』というテーマで

お話し出来たらと思います。

映像演技と舞台演技

もちろんどちらも根本的なところは変わらないのですが

その表現方法は結構違いがありますので

今回はそのことについてお話させて頂けたらと思います。

それでは早速やっていきましょう。

まず映像と舞台では役者の演技を観るその方法が違いますよね。

映像であればカメラを通して

舞台であれば客席から生で役者の演技を観ることになります。

そのことに伴って違ってくるのが声量と動きの大きさです。

舞台は客席の一番後ろの観客にも届くような芝居をしないといけないので

自ずと声量や動きも、ある程度大きく、分かりやすく見せないといけなくなります。

映像ではカメラが寄れば、細かな動きでもちゃんと見て取れますし、声量にしても、普段の日常生活の声量で、十分音声さん拾ってくれます。

今まで舞台メインでやってきた方が映像作品に出たり、映像メインでやってきた方が舞台に出たりする時に、まず苦労するのも、この違いによるところが大きいかもしれません。

例えば舞台メインでやってきた方が映像芝居に挑戦する時、どうしても声量や動きが映像芝居にしては大きくなってしまうことがよくあるんですよね。

なのでその場合は声量も普段の日常生活での声量ぐらいまで落として、オーバーな動きも抑える必要があります。

逆に今まで映像しかやってこなかった方が舞台に初めて挑戦する際は、映像の時と同じような声量、動きで演じてしまうと、舞台の一番後ろとかから観た人には、何を言っているのか、何をしているのか、部分的によく分からない時がある、みたいなことになってしまうわけです。

なので最初苦労するとは思うんですが、この点注意してみてもらえたらと思います。

次に映像と舞台で違う点として分かりやすいのは、一度に演じる分量ですかね。

本番の際、舞台の場合は役2時間程、ぶっ続けで演じることになるので、まぁ役にもよりますが、主役ともなると、台詞の分量もかなりの多さになります。

映像のように途中でカットもかからないので、やり直しも出来ず、一発勝負なところがありますよね。

映像の場合は、舞台のように一辺に演じるわけじゃなくシーンごとに演じることになり、しかもその撮影するシーンも時系列順ではありません。

何なら冒頭のシーンを一番最後に撮影、というケースだってあります。

これはロケ地や役者のスケジュールなどの事情を考慮して致し方ないことなんですが、ここで難しいのは〝気持ちの持って行き方〟ですよね。

例えばラストシーンで涙を流すみたいな役を演じるとして、本音を言えば、時系列順にシーンを重ねて、涙を流すまでの、その役としての気持ちを積み重ねていきたいところですけど、残念ながらそうはいかず、撮影期間の割と序盤でそのシーンを演じなきゃいけないということも往々にしてあります。

なので厳密に言えば、撮影期間を通して役を自分に落としていくっていうのももちろんありますけど、クランクインの時にはもう役の落とし込みは完了してる状態でいなきゃいけないとも言えるかもしれません。

映像芝居ではそんな難しさもあるわけですね。

映像と舞台の違いに関して次はポジショニングですね。

舞台はまさにその舞台のステージ上であれば、照明が当たっている限りどう動いても観客から観えるものですが、映像となると少し話は違ってきます。

もちろん引きで撮っている場合はある程度気にせず動けますが、映像ではカメラが寄っているとしたら、何ならたった一歩動いただけでフレームアウトしてしまいます。

なのでそういった動ける範囲が目に見えて分かるか分からないかっていうのも、映像と舞台の違いかなと思います。

あとは映像であればカメラの方が動いてくれるので演者は相手役に対して正対出来ますが、舞台の場合は表情なども基本的に観客に観えるように演じなければいけないので、そういった体の向きとか、

そういうことも考慮して演じなければいけないところもあります。

他にも細かいことを挙げればいろんな違いはありますが、主にはこういった違いかなと思います。

映像も舞台もそれぞれに特徴があって、皆さんも自分はやっぱり映像が好きだなとか舞台が好きだなとかあると思います。

たまになんですが、自分は映像役者を目指しているから舞台は一切やらないという役者さんがいますが、僕は映像役者を目指している方であっても舞台経験しておいた方がいいと思ってます。

お芝居始めたての頃ってどうしても台詞に意識が行き過ぎちゃって、動きで感情を表現することがなかなか出来ないものなんですが、舞台を経験すると動きで表現する能力が磨かれると思います。

他にも先ほどお伝えしたように舞台は本番では映像のようにやり直しがきかない1発勝負ですから、メンタル面もだいぶ鍛えられると思います。

そんな風に舞台っていうのは役者としての基礎が、基盤が身に付く、すごく貴重な機会なので

自分は映像をやりたいから舞台は一切やらないと決め込むのは、ちょっと短絡的かなと思います。

そんなわけで簡単にではありますが映像と舞台の違いについてお話させて頂きました。

皆さんにはぜひその違いを実際に経験を通じて感じてもらい、両方こなせる役者になってもらえたらなと思います。

というわけで今回はこの辺にしようと思います。

これを読んで下さっている皆さんが

役者としてさらに活躍していってもらえることを

祈ってます。

記事を最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました!

木全俊太

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元芸能事務所マネージャー 木全俊太
木全俊太です。 このチャンネルでは、僕が芸能事務所のマネージャーをしていた頃に学んだことをお伝えしていきます。 芸能事務所の選び方や、映画やドラマのオーディションに合格する秘訣、監督やプロデューサーから教わった演技の極意など、芸能界を目指す俳優さんや女優さんに役立つ情報をお届け出来たらと思います。 役者の方が芝居で生き...

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