審査員に刺さる自己PRとは

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審査員に刺さる自己PRとは

どうも、木全俊太です。

いつも記事を読んで下さってありがとうございます。

今回は『審査員に刺さる自己PRとは』

というテーマでお送りしたいと思います。

僕は以前芸能事務所でマネージャーをしていたことがあって

今回の記事でも、その頃の経験から

皆さんにお伝えしたいことをシェアさせて頂けたらと思います。

というわけで今回は

『審査員に刺さる自己PRとは』というテーマで

お話し出来たらと思います。

今回はですね

僕自身も正直ハッキリとした確証が持てているわけではないんですが

こうする方が案外いいんじゃないかなって思うことについてのお話です。

皆さんも事務所のオーディションや映画のオーディション受ける時に

自己紹介、自己PRする機会、あるじゃないですか?

僕以前の記事でそういう時は自分のアピールポイント

要はプラスの面だけを伝えるようにした方がいいと思いますってお伝えしてたんですけど

もちろんそれもいいと思ってるんですけど

最近それよりももっといいかもしれないと思う自己PR方法がありまして

それは

あえて自分のマイナス面、暗い過去にも触れて、ストーリー形式で話すということです。

どういうこと!?って思われたと思うのでこれから説明していこうと思うんですけど

自分のマイナス面、暗い過去って本来そう言う場では伝えない方がいいとされてるんですけど

それを少し伝えることによってその後に話すプラス面、前向きな話題がより際立つっていう効果があるんですよね。

というのも自分のプラス面だけを伝えると、まぁ内容とか話し方にもよるとは思うんですけど

審査員によっては、「え!あなたほんとにそんな完璧な人なの!?」って思われちゃう可能性もあるんですよね。

映画にしてもそうですけど、主人公が途中苦難に見舞われるからこそ、それでも前向きに立ち向かっていこうとする姿に

共感するっていうのがあるじゃないですか?

だから自己紹介、自己PRもあえて自分を下げた後に、前向きなこと話す方が

より審査員に刺さるんじゃないかなって最近思うんですよね。

これだけ聞いてもあんまり分からないと思うので

ちょっと回答例書いてみますね。

こういう人オーディションに来たら

皆さん事務所のスタッフだったらどう思いますかね?

「え〜佐藤太郎と申します。

僕はですね、小さい頃から子役として活動してきまして

いろんな映画ですとかドラマに出てきました。

その時は子役事務所の方にいたんですけれども

ちょっとその事務所さんがですね

何て言うんですかね〜僕と言う人間を

マネジメントし切れてないなと薄々感じておりましたので

そこは退所致しました。

その後いろんな事務所さんにお声がけ頂いたんですけれども

なかなか響くところが無くてですね〜

どうしたものかなと思っていたんですけれども

そもそも僕将来はハリウッドで活躍したいと思っているんですけれども

御社には俳優の渡辺謙さんがいらっしゃって

御社であればきっとハリウッドで売る為のノウハウもお持ちだと思いますし

海外志向の僕にとってはピッタリだなと思いましたので

オーディション受けさせて頂きました、今日は宜しくお願いします。」

「帰れ」と。

「今すぐ帰れ」と。

思いますよね?

これはもはや自己PRじゃなくて

事故PRですよね?

今はちょっと分かりやすいように大袈裟に書きましたけど

自分のアピールだけ詰め込むと、どこか聞いてる側からすると共感が出来ないんですよね。

それじゃあ自分のマイナス面を言ってあえて自分を下げてから、その後プラスに繋げる自己紹介、自己PRにすると

どうなるかと言いますと

「佐藤太郎といいます。

僕は今大学1年生なんですけれども

僕は高校の時、不登校でした。

それはいじめが原因で、毎日家で塞ぎ込んでました。

ただそんな日々の中で、御社に所属されている

山田孝之さんが主演の『手紙』という映画を観まして

その主人公は僕が抱えてる辛さとは比べ物にならないほどの大変な境遇にいました。

そんな中でも懸命に希望を求めて頑張る主人公を見て

お芝居とはいえど、ものすごい勇気をもらえまして

その作品を観たことで僕は

この苦難に立ち向かっていかなきゃと思って

勇気を出して

学校にまた通えるようになりました

だから、ちょっと大袈裟かもしれませんが

山田さんには、そして山田さんをこれまで育成されてきた御社には

本当に感謝しています。

なのでそんな御社に入ることで

僕もお芝居を通じて

いろんな人に生きる希望を与えられるような

そんな役者になりたいと強く思ったんです。

だからどうか、そんなチャンスを僕に与えてもらえないでしょうか?

どうぞ宜しくお願いします。」

「合格だよ。」

「君、合格だよ。」

って思いますよね?

すみません、そこまで簡単にはいかないと思うんですけれども。笑

でも少なくとも一つ前の自己PRに比べて

心が少し動かされるような自己PRになると思うんです。

あ〜この子実績はそんなに無いけれども

応援したいなと。

力になってあげたいなと。

僕がもし審査員だったら思っちゃいますね。

要は自己紹介・自己PRはただ情報を伝えるんじゃなくて

審査員の感情に訴えかけるようなものにできると

より良いということです。

まぁさすがに自分で何か作り話をするって言うのは良くないですけど

何か自分の過去に不遇の時期があったのなら

あえてその話を出して、どうやってそれを乗り切ったのかを

役者からめた話で伝えられると

すごくいいんじゃないかなって思います。

今回なぜそう思ったかというと

僕演技ワークショップ主催させて頂いてるんですけど

以前ある参加者の方が

自分に自信が持てなかった自分を

あるタレントさんの元気一杯のパフォーマンスに勇気をもらって

自分も表現者側になりたいと思ったっていうお話をされていて

僕自身すごく引き込まれたっていうのがあったからです。

詳細に話しちゃうと特定してしまうことになりかねないので詳しい内容は言えないんですけどね。

こんなこと言うと失礼ですけど

その時のその方の喋りがすごく流暢にスラスラと話されていたかっていうとそうじゃないです。

途中途絶え途絶えな話し方ではあったんですけど

すごく素直で一生懸命で、グッとくるものだったんですよね。

だから自己紹介・自己PRは

どれだけスムーズに話せるかが大事なんじゃなくて

途中噛んでしまったりしてもいいから

あなたの事務所に入りたいんだと

あなたの作品に出たいんだっていう

その熱い気持ちを

心を込めて話すことが大事だと思います。

そういうお話って理屈じゃなくて

聞いてる方の心にすごく響くんですよね。

だから皆さんもですね

自分の暗い過去にあえて触れて

それをどう乗り越えたかという話をしてみること

そして最後に自分がどれだけこのオーディションに

賭けているのかということを

つっかえてもいいから素直に伝える。

そんな自己紹介、自己PRをやってみて下さい。

そうすれば自分の今の能力や実績が

残念ながら今のところちょっと乏しかったとしても

審査員がどこかほっとけない、次の審査に進めてあげたい

そんな印象を与えられると思います。

審査員もなんだかんだ人ですから。

一生懸命頑張ってきた子を無下にはしたくないものです。

どう伝えたら審査員に響く自己PRになるか

ぜひこの記事でお伝えしたことも参考にしつつ

組み立ててもらえたらと思います。

というわけで今回はこの辺にしようと思います。

これを読んで下さっている皆さんが

役者としてさらに活躍していってもらえることを

祈ってます。

記事を最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました!

木全俊太

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元芸能事務所マネージャー 木全俊太
木全俊太です。 このチャンネルでは、僕が芸能事務所のマネージャーをしていた頃に学んだことをお伝えしていきます。 芸能事務所の選び方や、映画やドラマのオーディションに合格する秘訣、監督やプロデューサーから教わった演技の極意など、芸能界を目指す俳優さんや女優さんに役立つ情報をお届け出来たらと思います。 役者の方が芝居で生き...

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