何歳までなら、プロの俳優を目指せるのか? 〜年齢制限を超えていても、芸能事務所に所属する方法〜

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何歳までならプロの俳優を目指せるのか? 〜年齢制限を超えていても芸能事務所に所属する方法〜

どうも、木全俊太です。

いつも記事を読んで下さってありがとうございます。

今回は『何歳までなら、プロの俳優を目指せるのか? 〜年齢制限を超えていても、芸能事務所に所属する方法〜』

というテーマでお送りしたいと思います。

僕は以前芸能事務所でマネージャーをしていたことがあって

今回の記事でも、その頃の経験から

皆さんにお伝えしたいことをシェアさせて頂けたらと思います。

というわけで今回は

『何歳までなら、プロの俳優を目指せるのか? 〜年齢制限を超えていても、芸能事務所に所属する方法〜』というテーマで

お話し出来たらと思います。

時々、役者の方々から

「何歳までなら、プロの俳優を目指せるのか?」というご質問を頂くので

今回はそれについて僕なりの意見をお話させて頂けたらと思います。

まずザックリとした結論からお話出来たらと思うのですが

何歳からでも、なろうと思えばなれると思います。

ただ当たり前といえば当たり前ですが

年齢が上がれば上がるほど

いわゆるプロとして活動出来るまでの難易度は

高まっていくかなと思います。

まず主にテレビ系の作品に出演しようと思ったら

今の時代やはりまだ芸能事務所に所属している方の方が有利なのですが

その芸能事務所のほとんどが22歳、25歳までという年齢制限があったりしますよね。

要は芸能事務所もなるべく若い人を求めているということです。

でも25歳以上の人は一切所属させないかといったらそういうわけではないんです。

年齢ある程度いっている方でも所属となるケースはあります。

ただ、その場合は、ある程度既にその方に実績があるという場合

つまり即戦力になってくれるであろう方に限るっていうのが正直なところかなと思われます。

年齢が上がれば上がる程、求められるのは実力ということですね。

そういった話を聞くと

年齢が上になればなるほどにチャンスが減っていってしまうんじゃ…と思われる方もいらっしゃるとは思うんですけど

僕はそうとは言い切れないかなと思っています。

なぜなら、やはり年齢が上がるにつれ夢を諦めてしまう人がどうしても増えていくものだからです。

特に30歳を過ぎてくるぐらいから、芸能界の不安定さに耐えられなくなって、芸能の道を諦めてしまう方が増える傾向にあるような気がします。

つまりですね、なんかちょっと悪い考えなようで恐縮ですが

年齢が上がれば上がる程、ライバルが減っていくというわけです。

つまり活動を続ければ続ける程にその方の希少価値は上がっていくというわけです。

映画やドラマには当然おじいちゃん役もあれば、おばあちゃん役もあるわけで

その年齢でお芝居出来る方ってすっごく貴重なんですよ、作り手側からしたら。

10代20代の役者さんはすっごく多いですが

70代80代の役者さんはそんなに多くないからです。

皆さんも年齢上の役ほど、「あ、またこの俳優さん女優さん出てる!」って思った経験ないですかね?

つまりその年代でお芝居出来る方は結構引っ張りだこというわけです。

だから、まぁいろんな人が言うことではありますけど

ほんと”継続は力なり”だと思います。

あと、スポーツなどはもう技術が全ての世界ではありますが

お芝居は

もちろん技術が大事なのはスポーツと同じなんですが

技術が全てかというとそうとも言い切れないとも思います。

ここはほんと言葉にするのが難しいところなんですが

技術もさることながら

”味がある役者さんかどうか”みたいなところが大事なんですよね。

僕が好きな俳優さんの一人が

リリーフランキーさんなんですけど

リリーフランキーさんは今でこそいろんな名作に出演されてますけど

俳優業もスタートされたのは38歳の頃で

元々、本業は文筆家、画家なんですよね。

もちろん文筆家としての知名度があったからこそっていうのは無視出来ませんが

小さい頃からお芝居をしてきたわけじゃないのに

俳優始めたのも40歳近くだったのに

それでも今58歳になられる今日まで

これだけ俳優としてずっと活躍し続けてこられたのは

リリーさんのお芝居に、他の人には無い”味がある”からだと僕は思います。

その”味”っていうのは、人生経験の多さからの

人間的な深みがあるからだとも思うのですが

俳優はこれまでの人生経験の全てが活かせるジャンルでもあると思うので

そういった面でも

年齢が上の方の方がお芝居にも深みを持たせやすいとも言えるかもしれません。

ただ繰り返しになりますが、人生経験が多いとはいえ

やはり芝居経験はある程度積まないと

その人生経験を芝居に昇華する術も掴めないと思うので

キャリアの遅れを取り戻すぐらいの勢いで

若い役者の2倍、3倍の演技レッスンを積んでいく必要があると思われます。

そんなわけでいずれにしても

年齢が上になればなるほど、実力、またはその人にしか出来ない芝居のスタイル

みたいなものが求められるわけですが

それを発揮出来る本番経験も積んでいきたいところですよね。

ただ25歳以上のフリーランスの方は

芸能事務所のオーディションを受けて

事務所所属としてお仕事を獲得していくというルートを歩みづらいのも確かです。

それじゃあどうやって作品への出演、そしてゆくゆくは芸能事務所への所属を果たせばいいのかというと

これは僕の一意見ではありますが

ワークショップに参加して、直接監督に芝居を観てもらう

という方法をおすすめしたいです。

一つ実例をご紹介させて頂きたいのですが

2017年に公開され、大ヒットした『カメラを止めるな』という映画、あるじゃないですか?

もうご存じの方も多いかもしれませんが

この作品に出演されている役者さんは

上田慎一郎監督のワークショップに参加していた役者さんの中から選ばれているんですよね。

この作品には30代の方や40代の方、50代の方も出演されていますが

この作品が公開された頃にはまだフリーランスだった方が

この作品への参加を通じて一気に知名度を獲得して

事務所所属を果たした方もかなりいらっしゃいます。

事務所に所属することが全てではないので一概には言えませんが

芸能事務所への所属を目指されている方にとっては

こういったワークショップへの参加をキッカケとした作品出演、事務所所属は

一つの大きなルートだと僕は思います。

繰り返しになりますが30代40代と年齢が上がっていくにつれ

その年代の役者人口も減っていきますから

その年代でお芝居が出来る方というのは

監督としても非常に求めているものなんですよね。

普通にオーディションを受けて〜となると

書類審査を通過して、実技審査までいかないと

監督に直に芝居を観てもらえる機会は持てないし

なんなら実技審査も

審査員は助監督の方が務めていて

監督は審査員としていないというケースも多いですが

ワークショップであれば

監督に直に存在を知ってもらえますよね。

実際僕が毎月1回行わせて頂いている演技ワークショップでは

毎月違う映画監督さんにお越し頂いてるのですが

そのワークショップをキッカケに

その監督の現場に参加された役者さんもおります。

他の団体さんも映画監督を招いて演技ワークショップ開催されているところ

結構ありますので、そういったワークショップに参加してみるというのも

役者人生を大きく変えるキッカケになり得ると思います。

そんなわけで、今回のテーマである”何歳までなら、プロの俳優を目指せるのか?”

という問いに関しては

反論されちゃうかもしれませんが

”何歳からでも目指せる”と僕は敢えて言いたいです。

ただ、繰り返しになりますが、年齢が上がれば上がる程

求められることは多くなりますので

若い役者志望の方の2倍、3倍の努力が必要になってくるかなと思います。

その努力というのは

これまでの人生経験をお芝居に活かせるように、レッスンやワークショップで演技経験を積むこと

そしてワークショップなどを通じて監督に直に芝居を観てもらい、現場に呼ばれるようになること

こういったことが有効だと僕は思います。

ご自身の年齢のことで悩まれている方は

ぜひこの動画でお伝えしたことも参考にして頂き

地道に活動を続けていってもらえたら嬉しいです。

役者こそ〝継続は力なり〟です。

というわけで今回はこの辺にしようと思います。

これを読んで下さっている皆さんが

役者としてさらに活躍していってもらえることを

祈ってます。

記事を最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました!

木全俊太

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元芸能事務所マネージャー 木全俊太
木全俊太です。 このチャンネルでは、僕が芸能事務所のマネージャーをしていた頃に学んだことをお伝えしていきます。 芸能事務所の選び方や、映画やドラマのオーディションに合格する秘訣、監督やプロデューサーから教わった演技の極意など、芸能界を目指す俳優さんや女優さんに役立つ情報をお届け出来たらと思います。 役者の方が芝居で生き...

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